大腸がんは、消化器官である大腸に悪性の腫瘍ができる病気です。部位により直腸がんや結腸がん、盲腸がんに分けられ、早期発見すれば完治も可能ですが、痔と間違えたりと発見が難しいため、注意しておくことが大切です。
他のガンと比べるとわりと進行がゆっくりなのも特徴です。この大腸にできる癌について、原因から治療法まで詳しくご紹介します。
大腸がんに診られる出血
大腸がん特有の症状には、血便や下血があります。この症状は大腸がんの他にもよく似た病気がありますので、大腸がんの初期症状としては勘違いされる方も多いので、他の病気との違いについてご紹介します。
排便の時に便に血が混じるという症状で、最も紛らわしいのは痔です。いぼ痔、切れ痔、痔ろうなど、痔にはいろいろな種類がありますが、いずれにしても排便時に出血があり、便に血が混じることがあります。
また、大腸がんの場合も痔の場合も、排便時に痛みがありますので、多くの方はまさか大腸がんと疑う方は少なく、痔の症状だと勘違いして放置する方も多く、大腸がんを進行させる結果になります。
大腸がんと痔の場合の出血の違いについて紹介しますと、痔の場合は患部からの出血になりますので、便に血が混じることは少なく、これが大腸がんの場合は、便に血が混在しています。つまり、便の内部にまで血が混じっている場合は大腸がんで、便の表面だけに血が付いている場合は痔になります。
便に血が混じる症状には、腸内で急性に発症した腸炎の場合もあります。腸炎は腸内が炎症を起こしている状態なので、出血することがあります。
また、大腸ポリープの一部が破損して出血を起こし、便に血が混じることがあります。ポリープの破損の場合も大腸がんの症状とよく似ていますが、大腸ポリープは破損するほど大きなものは、放置すればがん化する恐れもありますので、切除も考えましょう。
どのような場合も、便に血が混じる症状や出血がある場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

